スタッフブログ

アーユルヴェーダの三大医書

インドの4つの聖典(主にアタルヴァヴェーダ ) の医学的記述が独立して誕生したアーユルヴェーダには、三大医書といわれる医学古典(チャラカ・サンヒター、スシュルタ・サンヒター、アシュターンガ・フリダヤム)があります。

チャラカ・サンヒター、スシュルタ・サンヒターの翻訳はされていましたが、最後の アシュターンガ・フリダヤム が師 であるイナムラ・ヒロエ先生が翻訳、ハリシャンカラ・シャルマ先生監修によってこの度出版されました。

アーユルヴェーダの関係者、学ぶ者が待ち望んでいた今回の翻訳ですので、多くの方から感謝が寄せられ、私も手に取り感動しております。

こんなに分厚い内容をサンスクリット語から翻訳されたことは大変なことだったと思います。

手前の緑の本は30章のサンスクリット原文をローマ字表記にされてもので、贈本としてお送りくださいました。

アシュターンガ・フリダヤムは日常に役立つ食事法や生活術も書かれているので、健康増進・予防医学にも役立つ知恵が満載です。

春の過ごし方のひとつに増大するカパドーシャを鎮静するケアで、入浴後に白檀で芳香をつけるとよいとあります。

そこでおすすめが、白檀配合のボディ乳液

フラワーモイスト

お風呂上りに白檀の香り包まれながらお肌に潤いを与えてくれるアーユルヴェーダのボディケアで、春を健やかに過ごしませんか?

商品の詳細はこちら

 

見開きに先生からのメッセージもあり、国を越えて人々の健康と幸福のためにアーユルヴェーダを日本に伝えてくださった先生に心から感謝いたします。

花粉症に防御が素晴らしい

もう、この季節悩んでいる方の、悲痛な声を頂きます。そんな時に、アーユルヴェーダのオイルとトナーで穏やかに春を迎えていただきたいです。

まず、鼻のむずむず。鼻の粘膜の上に、綿棒にスカーユアビヤンガタイラをたっぷりしみこませ鼻の中全体にマッサージするように塗って調和させます。朝晩してみてください。また、直接オイルを小指で塗りこみマッサージも試して下さい。

本来インドでは、「ナスヤ」といい鼻に専用のオイルを流して吸い込み浄化します。

目や肌の痒みには、カシミールサファイアのスプレーがおすすめです。お顔全体が爽やかになり、天然成分でお顔のダメージも安心です。

 

冬太りは冬のうちに

今年の冬はインフルエンザが猛威を振るいましたが、これから体の悩みとして猛威を振るいそうなのは「冬太り」

お正月があったり、新年会があったり、街には美味しそうなチョコレートが並んだり…

そんなイベント続きで燃焼が追いつけずにいる脂肪があちらこちらに  (・∀・|||)

アーユルヴェーダでは厳冬期は、冷性・重性・油性・停止性などの性質をもつカパのエネルギーが優勢になるといいます。

寒い環境の中で体を温めるのに内側で熱を作ろうといつもより食欲が旺盛になります。

そういった環境や食欲の影響から冬は体重が増えやすい季節なのです。

また食べ過ぎると消化しきれない未消化物(アーマ)が身体内に溜まり、冬の間に蓄積し体の中で停止しているアーマは、暖かくなり活動的になる春にいっきに外に出はじめ、鼻炎やかゆみ、アレルギー、体のだるさなどのアーユルヴェーダでいうカパ性の症状が出やすくなってきます。

ですので冬にアーマを溜めたままにしない過ごし方が、春にも健康で楽しく過ごす秘訣なのです。

 

 

体の脂肪やセルライトに働きかけデトックスを促すアーユルヴェーダのトリートメントがあるんです。

これは私も使用して驚きの結果が出た「シェイプビヤンガ」シリーズ

痩せたい部分に塗るだけで美しく健康的にサイズダウンさせるというアーユルヴェーダオイル&ジェル。

シェイプビヤンガオイル

 

アーユルヴェーダはオイルトリートメント(アビヤンガ)が代表的ですが、

オイルのべたつきが苦手という方にはジェルタイプもあります。

シェイプビヤンガジェル

 

私はあまり食事制限と運動が苦手なので、ただ塗るだけというのをしてみたところ、

1か月でウエストー5cm

上腹部ー10cm

下腹部ー7.5cm

という驚異の結果に!

ホームケアもできますが、サロンでマッサージした後にスチームサウナ(スウェーダナ)をするとさらに効果的!

 

春に薄着になってきてからあわてて痩せようと悪戦苦闘するのはやめにしてヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!

冬太り冬のうち解決していきましょう!

 

冬のトラブルに伝統オイルケア

 新年あけましておめでとうございます。
今年のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
 
 
アーユルヴェーダでは冬はヴァータ(風)のエネルギーがアンバランスになりやすく、肌の乾燥や便秘、体の冷えや凝り、精神不安定や不眠などになりやすい時期です。
 
そんなヴァータのアンバランスに良いのがオイルマッサージ。
 
 
 
アーユルヴェーダではアビヤンガといいますが、インドの太古から伝わる医書にも
「皮膚に最も効果的」「体力増強」「加齢による衰えはほとんどみられない」
のほかにも
「引き締まった体」「魅力的な容姿になる」とまで書いてあります。
 

アーユルヴェーダの伝統的な薬油にKsheerabala Thailam(クシーラバラ・タイラ)というのがありますが、一般にアーユルヴェーダでバラ(Bala)として知られているカントリーマロウ(Sida cordifolia)は活力と長寿などの強壮作用があると考えられています。

肌の強化、組織の栄養補給、そして3つのドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)のバランスをとる優れた特性を持ちます。

ハーブ煎じ薬とゴマ油と牛乳で長い時間をかけ作られるKsheerabala Thailamは、感覚器官に快適さを与えながら体を活気づけますので、疲労回復、赤ちゃん用のマッサージオイル、産後のケアにも適しています。

 

 このクシーラバラ・タイラの製法にさらに美肌効果のハーブをプラスしたアーユルヴェーダのオイルがスカーユアビヤンガタイラです
心と体をリフレッシュし、ストレスを軽減し自然な睡眠を促しますので、寝つけない時、不眠にもおすすめです。 
 
冬のさまざまなトラブルに、疲労回復、お正月太りの撃退にもこれ1本!(*^▽^*)ノ♪

 

今年も皆様が健やかで幸せ(スカーユ)な年となりますよう、心よりお祈りしております。
 
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

シンプルで美味しいインド家庭料理

先日、南インド出身のプージャさんにインドの家庭料理の作り方を教えて頂きました。

インド料理=カレー=スパイスいっぱい

というイメージがあるかと思いますが、今回作ったカレー2種類に使用したスパイスは

クミン、ターメリック、ガラムマサラ、コリアンダー、チリパウダー

の4~5種類で、一般的に購入しやすいスパイスばかりでした。

プージャさんのご家庭はベジタリアンですので、今回のお料理もすべて野菜やきのこ、豆製品で作りましたが、野菜の旨味とスパイスでこんなに美味しくバラエティに富んで食べ応えのあるお料理ばかりなら、毎日カレーというインドの食生活も納得します。

カレーといったらインド料理店で食べるドロっとしたカレーをイメージしますが、今回のカレーは野菜のトマトスパイシー煮込みのようなものです。

カレーと一言でいいますが、スープカレーや汁の少ないカレーなどいろいろあります。

プージャさんのワンポイントアドバイスをみなさまにも伝授。

トマトはピューレと生のトマトをミキサーにかけたものを混ぜて使用すると色がきれいで美味しくできるとのこと。

2時間でこんなにいろいろ作りました!

左に見えるピンクの飲み物はプージャさん自家製のローズウォータードリンク。

きれな色と口に広がるバラの香りで気持ちも優雅になります。

このピンクの色は食用の赤い色を少し入れて作っているとのこと。

目で楽しみ、香りを味わうという、五感で食を楽しむんですね。

そこで思い出したのはHimalayan Calixのルビーローズローション

以前ヘッドマッサージで日本でも有名なインド人の先生が来日された時、「日本の製品はなぜ色がないんだ?」と不服そうだったとのこと。

ハーブの効能だけでなく色の心的作用も重視するインド文化。そんな文化をそのまま感じれるのがHimalayan Calixです。

製品の色は化学合成着色料ではなくハーブやフルーツなどの自然由来のものですのでご安心ください。

白髪と髪のお悩みにオールインワンパック

年齢とともに増えてくる白髪…

いつの間にかこんなに!Σ( ̄□ ̄;)と何度も自分の頭に驚かされます

また、髪のコシやボリューム、抜け毛なども気になってきますよね。

そんな髪のお悩みを一気に解決してくれるのがインドのハーブヘアケア

頭皮と髪をデトックスしながら元気にするアーユルヴェーダのハーブ

アムラ、シカカイ、ブリンガラージ、リーサなどの伝承医学に基づくブレンドパックの他に

ヘナが入ったパックはトリートメントしながら白髪に明るい色がつきます。

ヘナは日本では自然派毛染めのように知られていますが、インドでは昔から皮膚病予防や皮膚炎、吹き出物、日焼け止め、生理不順、水虫​などにも良いとして使用されていました。

これひとつで、痛んだ髪を回復、頭皮の状態、お肌や体調を改善しながら髪が明るくなるオールインワンパックです!

髪のボリュームを出したいときは卵をプラス

地肌にしっかり塗りながら

髪全体に塗っていきます

仕上がりはこんなに髪が艶やかに、ボリュームもアップ

ちょっと天使の輪がまぶしくて見えにくいですが、白髪に色がつき全体が明るい印象になります。

もし白髪の多い人やトーンを暗くしたい方には、インディゴ入りのパックでブラウン、ダークブラウンもありますよ。

詳しくはこちら

ハーバルヘナ(ハーブヘアマニキュアパック)

若い頃、美容室でマリアージュという髪を細かく色を抜いてメッシュで明るくするというとても手間とお金のかかるカラーリングをしてましたが、白髪が細かいメッシュ状になってる今、このハーブパックでマリアージュができるのが年をとってラッキーですd(^∀^)b


自分ですると、準備や片付け、汚れなどいろいろと面倒な方はサロンでゆったりとヘッドマッサージを受けながらハーブパックができます。シャンプー&トリートメント付きです。

サロンはこちら

 

秋のアーユルヴェーダセミナー~ヘアケア&食養生~

先日、九州福岡で秋のアーユルヴェーダセミナーを開催しました。

アーユルヴェーダでは人や自然を司る「火」のエネルギー「ピッタ」が、夏に蓄積し秋に増大(悪化)して、胃腸や肌、髪(抜け毛)のトラブルが出やすい季節ということで、今回は秋を健やかに美しく過ごすアーユルヴェーダの食養生とハーブヘアケアを題材にお話しいたしました。

日本のヘアサロンや自然派ショップでも高い評価を得ているヒマラヤン・カリックスもご紹介し、発毛・白髪予防トナー「リーサエッセンスも実際にお試しいただきました。

長年ヘナでヘアケアをされていらっしゃる参加者の方のお話しもあって大変盛り上がり、インドの健康法やトリートメント法が日本の方にも大変役立つことを体験や交流を通して知っていただくことができました。

参加者の方もインドのハーブパワーにとても興味をもたれて、ヘアケアを試してみたいとヘアケアトライアルセットをご購入されていました。

 

今回のセミナーではアーユルヴェーダ薬膳として、福岡のスリランカレストランの老舗であるツナパハグループのラーメン仮面55さんにご協力いただきまして、ココナッツ風味のヌードルカレーをご用意し、さらに体質別に秋におすすめのトッピングもプラスして大変好評でした!

デザートの梨のコンポートにはカルダモンやクローブ、シナモンを入れて、その他ぶどう、チャイには体質に合わせてスパイスをプラスしたりなど、季節と体質にあう食養生を食事をしながら体感していただきました。

 

アーユルヴェーダは難しそうなイメージがありますが、日常に簡単に取り入れられて日本人にもとっても役立つ知恵がたくさんあります。

今後も皆様が健康で美しく、豊かになるアーユルヴェーダの知恵をご紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

秋の髪・胃腸・肌トラブル予防に常備ギー

秋は夏に蓄積した火のエネルギーが悪化して、胃腸や肌、髪(抜け毛)のトラブルが出やすい季節です。

アーユルヴェーダで火のエネルギー(ピッタ)を鎮める代表的なものに「ギー」がありますが、ギーは無塩バターから不純物をとりのぞいた純粋な乳脂肪で、平和で澄み切った純粋な気持ち、穏やかで周囲と調和できる心の質である「サットヴァ」の性質もあります。

アーユルヴェーダでは皮膚病などの外用薬や、眼に輪っかのようなものをつけて油をいれてるアーユルヴェーダの映像を見たことある方も多いと思いますが、そのネトラタルパナ(栄養眼浴法)にも使われます。

 

ひと手間はかかりますが一度作ってしまえば常温保存(冷暗所)で半年もちますので、ピッタが増大悪化しやすい秋を前に常備菜ならぬ常備ギー。

 

【作り方】

無塩バター400g

1.中火でバターを焦がさないように溶かします。

 

2.溶けたら、とろ火(1~2)にして焦がさないように煮詰めると水分が蒸発し不純物がでてきます。

3.焦がさないよう火加減に気をつけながら、かきまぜないように不純物がなくなるまでとります。

4.40~50分ほどすると澄み切ったギーになります。

5.キッチンペーパー等で濾したら出来上がり!

 

秋においしいきのこのバター炒めや、鮭のムニエル、いつものシチューやスクランブルエッグ、フレンチトーストなどにも、普段のバターをギーにかえて、秋を健やかに過ごすアーユルヴェーダ薬膳をお家でしてみませんか?

頭すっきりシャンプー

先日、テレビでさんまさんの番組「ほんまでっかTV」を見ていて、マツコデラックスさんとキムタクさんの歯磨き粉とシャンプーの使用量に驚きました。1回の量が半端ない!えっ、量多くない?きれいにすすぎできる?ほんとうにスッキリする?。きっと泡立ちで洗うことに気持ちよさを感じているのでしょうか。私はキムタクさんと同じぐらいの髪の長さなのですが、頭を気持ちよくしたい時は、アムラヘアクレンザー(ノーマル用シャンプー・白髪防止)を使います。1回のシャンプー量は3プッシュ。十分泡立ち、頭皮の汚れを洗い出すことができ(シャンプー前にしっかりとお湯で髪を濡らしてから)、泡立ちのスッキリ感と洗い上がりの爽快感が半端ないです。それに、アムラヘアクレンザー(ノーマル用シャンプー・白髪防止)は、甘露な香りが鼻腔をくすぐり、古いお寺で甘茶をいただいてるような趣になります。本当に頭をスッキリしたいときは、量よりアムラヘアクレンザー(ノーマル用シャンプー・白髪防止)。おススメします。

 

髪と頭皮と精神のデトックス

今年の初夏に種から植えたホーリーバジルがすくすくと育ってきました。

サンスクリット語でトゥルシーと呼ばれ、

インドではハスの次に神聖な植物として、魔除けに玄関などに家庭で育てられています。

純粋な性質(サットヴァ)をもち、オーラを浄化するなど浄化作用があり、

また神経組織を強化したり、記憶力を高める効果も。

インドのヘアケアでよく使用されていて、髪と頭皮をきれいに健やかにしながら、

頭脳の明晰さを増し、精神も浄化するという一石三鳥になるインドの頭のケアってスゴイですね。

こちらはトゥルシーが配合されたアムラシャンプー

めんどうなことなく毎日のシャンプーで髪と頭皮、頭脳、精神までケアできます。

その他トゥルシーは、血液循環を良くしたり免疫力も上げるので、

ハーブティにして飲むと疲れにくく風邪をひきにくくなったというお声も多いですよ。

お家の魔除けに、家庭の常備薬として重宝するハーブです。