インドの薬用植物が消毒液に
SARSを封じ込めたウイルス学者
根路銘 国昭(ねろめ くにあき)先生のお話し
根路銘先生とは、沖縄県出身の獣医ウイルス学者、獣医学博士。インフルエンザウイルス研究及びワクチン開発の第一人者で、WHOの要請でベトナムに入り、SARSを封じ込め要因を掴んだという方。
その根路銘先生は、沖縄に自生する植物、センダンにインフルエンザウイルスを死滅させる効果があることを発見して、以前から数多くの論文を発表しているそうです。
センダンとはインドでは「ニーム」
長年にわたりインフルエンザウイルスと戦ってきた根路銘先生。
感染した動物殺傷する方法ではなく他に効果的なウイルス殺菌方法はないかと、故郷の沖縄に戻ってから研究所を創立し、到達したのが
「ニーム」による予防、殺菌方法
とのことです。
根路銘先生 曰く
「センダンは、外殻(エンベロープ)を持つウイルスが健康な細胞に吸着する時に働くHA(ヘマルグリチニン)と、細胞内で増殖したウイルスが殻の外に出て離脱すると時に働くNA(ノイラミニダーゼ)という両方のタンパク質を切断する機能があることを解明できました。そのため、同じ外殻を持ち、HAやNAを持つSARSウイルスやコロナウイルスの消毒液としても利用できるのでは、と考えています。」
とのこと。
ニームの注意点
ニームについてはインドでは歯磨き粉や土壌の浄化に使用されるほどですので、その殺菌力の強さはアーユルヴェーダ学会でも多く研究発表されていますが、
ただ気を付けて頂きたいのはとても強いために内服はすごく注意が必要で、
アーユルヴェーダ医師のイナムラ・ヒロエ・シャルマ先生曰く、
「ニームティーを飲んだ人が湿疹を起こす場合があった」とのこと
安易な服用は日常にはしないように。
日常にハーブで殺菌
ニームはアーユルヴェーダでは皮膚病除去薬や創傷治癒薬などにも使用されます。
健康な体に安心して使用するなら外用がおすすめ。
少量のニームがお肌を清浄にするのでボディケアやヘアケア、化粧品には多く使用されています。
アーユルヴェーダに基づいてドクターにより、ニームだけでなく体をトリートメントするハーブも配合された製品なので、
日常のケアで体を健やかに保てるのは嬉しいですね °˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖
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